磯山レミコン株式会社

文字サイズ

運搬車の種類及び性能 【 運搬車の種類 】

  1. JIS A 5308 9.1.4 運搬車
  2. レディーミクストコンクリートの運搬車は、次による。
    トラックアジテータは、次の性能をもつものを使用する。 トラックアジテータは、練り混ぜたコンクリートを十分均一に保持し、材料の分離を起こさずに、容易に完全に排出できるものでなければならない。
    トラックアジテータは、その荷の排出時に、コンクリート流の約1/4及び3/4のとき、それぞれ全断面から試料を採取してスランプ試験を行い、両者のスランプの差が3cm以内になるものでなければならない。この場合、採取するコンクリートはスランプ8~18cmのものとする。
    ダンプトラックは、スランプ2.5cmの舗装コンクリートを運搬する場合に限り使用することができる。
    ダンプトラックの荷台は、平滑で防水的なものとし、風雨などに対する保護のための防水覆いをもつものとする。

  3. JIS A 5308 9.4 運搬
  4. レディーミクストコンクリートの運搬は、次による。
    a)レディーミクストコンクリートの運搬は、9.1.4に規定する運搬車で行う。
    b)レディーミクストコンクリートの運搬時間注5)は、生産者が練混ぜを開始してから運搬車が荷卸し地点に到着するまでの時間とし、その時間は1.5時間以内とする。ただし、購入者と協議のうえ、運搬時間の限度を変更することができる。この場合にはレディーミクストコンクリート配合計画書の備考の欄に、変更した運搬時間の限度を記載する。
    c)ダンプトラックでコンクリートを運搬する場合の運搬時間は、練混ぜを開始してから1時間以内とする。
    注5) 運搬時間は、12.2に規定するレディーミクストコンクリート納入書に記入されている納入書の発着時刻の差によって、確認することができる。

【 上記の内容を簡略化した運搬規定 】
レディーミクストコンクリートの運搬業務に摘要する。

  1. 運搬車はトラックアジテータによる

  2. トラックアジテータは練り混ぜたコンクリートを十分に均一に保持し材料の分離を起こさずに完全に排出できるものでなければならない。

  3. トラックアジテータは次の規定に適合したものを使用する
  4. アジテータの性能検査
    検査項目  アジテータ性能検査
    検査周期  1回以上/3年
    検査方法  積荷の約1/4と約3/4の所から個々に試料を採取してスランプ試験を行い比較する。
    判定基準  両者の差が±3cm以内である事
    試料の採取のコンクリートはスランプ8~18cmのものとし、荷卸しされるコンクリート流の個々の部分の全断面を切るように試料を採取する。

  5. ダンプトラック
  6. スランプ2.5cmの舗装コンクリートを運搬する場合に限り使用する。
    ダンプトラックの荷台は平滑で防水的なものとし風雨などに対する保護の為の防水覆いを持つものとする。

  7. 組合員工場間の庸車とアジテータ性能検査の確認方法
  8. 協同販売を実施しているJIS認証組合員工場間で必要に応じてお互いにトラックアジテータの庸車を行うこの場合、アジテータの性能検査結果の写しを運転者に保持させ、呈示により確認する。
    もしくは、アジテータの性能検査結果の写しを事前にファックス等で確認を行っておくこととする。

  9. 不適合の場合の処置
  10. アジテータの性能検査に不適合の場合は使用を中止し適合するまで整備する。
    ドラム内部羽根に付着しているコンクリートを除去清掃する
    ブレード(羽根)の磨耗、損傷変形等を整備させる

  11. 運搬時間
  12. 運転者は交通法規を守り安全運転に徹し、かつ、コンクリートの品質を損ねないように次の運搬時間内に指示された現場に搬入する。
    運搬時間は、練り混ぜを開始してから運搬車が荷卸し地点に到着するまでの時間とし、その時間は1.5時間以内とする。ただし、購入者と協議のうえ、運搬時間の限度を変更することができる。
    この場合には、レディーミクストコンクリート配合計画書の備考の欄に、変更した運搬時間の限度を記載する。
    夏期においてコンクリートが早く凝結しやすい場合運搬時間は購入者の指示があれば、それに従うように協議し協力する。
    ダンプトラックでコンクリートを運搬する場合の運搬時間は、練り混ぜを開始してから1時間以内に荷卸しすること。
    現場への到着時間は受領書に記録するものとする。
    運搬時間は、受領書に記入されている納入の発着時刻の差によって、確認することができる。